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競走馬よ、お前も胃潰瘍持ちか…馬向け治療薬を発売へ

大日本住友製薬は19日、国内初の馬向けの胃潰瘍治療薬を7月1日に発売すると発表した。

国内の現役競走馬の半数以上がストレス性の胃潰瘍とみられており、競走馬にとっては朗報になりそうだ。

この治療薬は人間向けの胃潰瘍薬と同じ成分を含み、動物薬大手の米メリアルが製造し、大日本住友が販売する。
海外では20ヶ国以上で売られているが日本では未承認だった。
これまで日本では馬の胃潰瘍の治療に、人間の薬を転用するケースが多かった。

大日本住友によると、競走馬は緊張を強いられるレースや日々の調教、
長距離の移動などで、強いストレスにさらされている。

獣医師による内視鏡を使った最近の臨床結果では、少なくとも半数以上が胃潰瘍を発症していたという。





『ガストロガード』という商品名で売り出されるのですが、この有効成分がなんとオメプラゾール。
いわゆる“プロトンポンプ阻害薬”というやつです。

プロトンポンプ阻害薬 wikipedia




それでですね、馬に使う用量がすごい。
馬の胃潰瘍の治療に1回体重1kg当たりオメプラゾールとして4mg(ペースト製剤として10.7mg)を、
1日1回28日間を限度に経口投与する。その後馬の胃潰瘍の再発率の低下及び胃潰瘍の悪化の軽減に、
継続して1回体重1kg当たりオメプラゾールとして1mg(ペースト製剤として2.7mg)を、
1日1回28日間を限度に経口投与する。

引用元:大日本住友製薬のPDF



馬の体重が500kgだった場合、最初は1日2000mg……。
人間用のオメプラゾール製剤(の錠剤)は10mgと20mgがあるので、馬は1日で人間用を
200錠あるいは100錠使ってしまう……。

(※もちろん、あくまで仮定の話です。なお、田辺三菱製薬から発売されている『オメプラゾン20mg錠』、
アストラゼネカから発売されている『オメプラール20mg錠』
――オメプラゾールの先発品――100錠では薬価18,850円です♪)




人間が胃潰瘍でこれが処方された場合、1日1回20mg。(ちなみに8週間しか使えないようです……保険の関係で)


馬の胃潰瘍って恐ろしいですね……。
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