同一電話番号、携帯・固定で使用可能…今秋にも解禁
総務省は26日、一つの電話番号で、外出時には携帯電話として、
自宅などでは固定電話として電話を使える通信サービス
「FMC(固定と移動体の融合)」を、今秋にも解禁する方針を決めた。
今秋にも関係省令を改正して、サービスの提供を希望する通信事業者に、
新たに「060」から始まる11ケタの番号を割り当てる方針だ。
NTTなどは事業への参入を検討しており、新ビジネスを巡って、各社間の競争が加速しそうだ。
情報通信審議会(総務相の諮問機関)は26日、FMC向け番号を事業者に割り当てることが
適当とする答申案をまとめた。
FMCは、屋外では携帯電話につながり、
自宅などでは携帯電話よりも通話料の安い固定電話として使える利点がある。
【用語説明】FMCとは…
Fixed Mobile Convergence の略。
携帯電話を家の中では固定電話の子機として使えるといったような、
移動体通信と有線通信を融合した通信サービスの形態。
狭義のFMCは、先の例のように同一の端末を場所や状況に応じて
移動体通信と有線通信の双方で利用できる技術やサービスのことで、
携帯電話を家庭のコードレス電話の子機や企業の内線電話として利用するサービスが提供されている。
携帯電話で固定電話の安い通話料金を享受したり、
社内外どこにいても一台の携帯電話で連絡がつくようになるなどのメリットがある。
便利そうなサービスですね。でも、ちゃんと活用できなければ意味が無いと思います。
今後FMCが固定電話のように普及すれば、今ここで取り上げたのは
先見の明があったということになります。
参考:年末に改めて問う「FMCって何が嬉しいの」?
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