鹿児島・徳之島の突風、愛犬3匹だけは助かった
鹿児島県・徳之島の徳之島町轟木(とどろき)で発生した突風により全壊した農業吉田幸太郎さん(66)方周辺では19日、
3人の死を悼むかのように強い雨が降り続くなか、住民たちが散乱した畳、瓦などの後片づけに追われた。
午後1時ごろ、消防団員がひしゃげた軽トラックの下に犬がいるのに気付いた。吉田さんが子どもから贈ってもらい、飼っていた5歳ぐらいの雄で、名前はジョン。
擦り傷を負っていたが元気で、吉田さんを待つようにうずくまり、時折悲しそうに「クーン」と鳴いていた。
近所の人によると、吉田さんはジョンを含め、屋外で3匹の犬を飼っていた。2匹は18日夜の被災直後、崩れた家の近くで住民が見つけ、保護したが、
ジョンは行方不明になっていた。
吉田さんの親族の男性は「大切に飼っていた犬。無事だったことはせめてもの救いです」と、悲しみをこらえながら話した。
なんとも痛ましい事件です。残された犬の今後はどうなるのでしょうか。
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