横浜ナインまた吠えた!新選手会長・新沼、3ヶ条要求
横浜の「構造改革」が止まらない。新選手会長・新沼慎二捕手(31)が17日、独自の改革3ヶ条を球団に提案した。
今オフ、移籍組を中心に多くの提言・苦言が出され、生え抜きの新沼も黙っていられなかった。
実直な人柄で慕われる新会長が熱い口調になった。「球団とビジョンの話もできた」。
契約交渉では現状維持の1100万円で更改。プロ通算13年間で94試合出場にとどまる苦労人だけに、
地に足のついた3つの要望には説得力があった。
〈1〉チームカラーの統一
統一感のない観客席を指摘。「横浜(の色)といったら青だと思うが、ユニホームもよく変わるせいか色がまばら。
グッズとかなら色も変えられる。青一色で応援してもらったら選手も心強い」
〈2〉2軍のナイター削減
1軍と時間がかぶるため「自分の目で他球団が見られない。デーゲームなら監督、コーチも見てくれるし、
アピールもできる」。今季2軍の主催38試合中、22試合がナイターだった。
〈3〉裏方さんの人員増
2軍での実体験を例に挙げ「(試合中にブルペンで)投手を2人つくるなら捕手が2人いる。
受けている時に代打だからバット振って、と言われても難しい。体も気持ちも万全に準備できるように、
人を増やしてほしい」。今季の横浜の打撃投手、ブルペン捕手は12人で平均的だったが、いっそうの充実を望んだ。
3年連続最下位で、しかも身売り騒動の火種はくすぶったまま。危機感からか、
今オフは移籍組の橋本、大家、寺原らが厳しい意見を次々と口にしてきた。新沼も肩身を狭くしている余裕はない。
加地球団社長も「提言? いいことじゃないですか。どんどん言ってほしい。できることは改善したい」と
力強くメッセージを受け止めた。“雨降って地固まる”といくか。
◆横浜への直言 橋本将捕手は前所属のロッテと比較し、「みんながやりたい放題。こんなチームがあったのか、
と思った。来季は言いたいことを言う」。大家友和投手もチーム内の一体感のなさを問題視。
「コミュニケーションが高まれば、人間として成長できるし、プレーも成長する」と持論を展開した。
オリックスへトレードされた寺原早人投手も、移籍に際して「一人ひとりの選手が自分に投資して、
鍛えることが少ないと感じた」と置き土産。新主将の村田修一内野手も、
日本ハムからFA移籍してきた同学年の森本を意識し、「修、(コスプレ)やろうぜと言われたら、便乗してもいい」とイメチェン宣言した。
身売りは回避したように見えるのですが、まだまだ確定ではないし苦難が続くベイスターズ……。
お金のかけ方が宜しくないと、球団の勝敗に大きく響いてきますからね。
そうすると、良い選手が勝利を求めて他球団に移籍して、残った戦力ではますます厳しくなる悪循環です。
あの赤いチームとか……。
新沼選手の出場機会増にもつながるといいのですが……ただ生え抜きってだけで選手会長に選ばれるわけではありませんから。
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