救出「4ヶ月」、作業員に伝えず=地下の士気低下に配慮―チリ鉱山事故
南米チリ北部の鉱山で起きた落盤事故で、マニャリク保健相は24日、
発生から19日がたった今も地下700メートルの避難所に閉じ込められている作業員33人には、
4ヶ月後とされる救出時期の見通しは伝えていないことを明らかにした。
33人の生存が22日に初めて確認され、救出への期待に沸く中で、
作業員の士気低下や精神的な悪影響を避けるための配慮とみられる。
同相は「彼らは(厳しい労働条件に慣れた)鉱員であり、長くなるのは分かっている」と強調。
まずは医師団が精神状況を見極め、長期化の知らせに耐えられるかどうか判断するのが先決だと説明した。
作業員は22日に無事が判明するまで、避難所に備蓄されたツナ缶や牛乳、ビスケットを
48時間おきに少しずつ口にし、地下水などでしのいでいた。既に流動食などが供給されているが、
ロイター通信によれば、政府は作業員の気晴らしのため、トランプなども送る方針。
直径15cmの穴が生命線で、30畳ほどのスペースに33人が生活という極限。
想像したくはないのですが、全員生きて救出されることを望んでおります。
家族からの手紙も送られていると聞きましたが、うっかり知らせてしまわないかが心配です。
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