1年前の敗退糧に「強打の興南」名を刻む
【興南13-1東海大相模】興南打線がお得意の集中打で一二三を一気に攻略した。4回だ。
先頭の4番・真栄平の四球を足掛かりに、打者11人で5連打を含む7安打のつるべ打ち。あっという間の7点。
一塁側を埋めた興南応援席からの指笛は、甲子園全体に響き渡った。
「最後だから思い切り振っていけ、と監督から言われてました。高めに変化球が来たので踏み込んで打ちました」。
打者一巡した2死一塁から7点目を叩きだした真栄平は納得の表情で振り返った。
決勝戦での1イニング7得点は、50年の松山東(※)以来60年ぶりの快挙だった。
≪60年ぶり3度目の大会タイ記録≫決勝戦の1イニング7得点は、50年に松山東(※)が
鳴門戦の7回に記録して以来、60年ぶり3度目の大会タイ記録。それより以前には
20年に関西学院中も慶応普通部相手の5回に7得点をマークしている。
※……現在の松山商業
今年も夏の高校野球が終了しました。
二桁得点の試合が多く、いつもよりも打撃力が高かったと思います。
しかし、決勝でこれだけ出塁が続くとは予想していませんでした。
結局投手が調子を崩した方が負けるとは思っていたのですが――。
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