束の間だった夫婦生活、家族同士のけんかで結婚後10分で離婚選ぶ。
フランスでは先日、めでたく結婚に至り、華やかに式を挙げたはずのカップルがいた。
しかし、そのわずか10分後に結婚をキャンセルしたいと騒ぎ立てる事態に。
結婚式の立会人となった人物によれば、原因は家族間のけんかだという。
仏紙ヌーヴェル・レピュブリックなどによると、
問題が起きたのは1月23日にツール市役所で開かれていた結婚式でのこと。
この日、あるカップルが家族や友人が見守る中で結婚式を挙げ、立会人を務めた同市の副市長を前に、
夫婦の誓いを交わしたという。式は順調に進み、そこにいた誰もがその後の2人の幸せを願う、
和やかなムードに包まれていた。
そして、何の問題もなく結婚式は終了。参列者と会場を後にする2人を温かく見送った副市長は、
片付けもあったのか、しばらく会場内に残っていたそうだ。
ところが、幸せの余韻が大いに残っているわずか10分後、副市長のもとに妻となったばかりの花嫁が、
取り乱しながら舞い戻ってきた。花嫁は落ち着く間もなく副市長に「結婚を無効にしてください」と嘆願。
このとき、市役所の外では両家による殴り合いの大げんかが繰り広げられていた。
けんかの原因については不明だが、事件の目撃者によれば、両家族が入り乱れて激しい殴り合いが展開され、
警察が呼ばれるほどの大騒動だったという。中でも酷かったのは2人の母親同士で、
副市長は「お互いに叩き、ひっかきあっていたところを、警察が何とか引き離した」と状況を語っている。
警察の仲裁でひとまずけんかは収まった両家だったが、2人の結婚生活は前途多難……どころか、
両家には決定的な亀裂が入り、修復は絶望的な状態に。しかし、夫婦の誓いをした直後の出来事だけに、
花嫁の必死の嘆願も虚しく、ツール市側は「結婚の無効はできない」と判断した。
ツール市のスポークスマンは、結婚を無効にできる条件を「2人が結婚に同意していない、どちらかが未成年、
近親相姦、重婚などの場合」と説明している。今回のケースは「無効の条件に当てはまらない」として結婚は成立。
2人は離婚の申し立てをしなくてはならなくなってしまった。夫婦の幸せを味わえたのはわずか10分間。
あえなくバツを残すだけの結婚となってしまったが、充分過ぎる教訓を活かして、それぞれ次の幸せを掴んで欲しいところだ。
10分夫婦「10分間もたせてやる!」
史上最短の夫婦生活なのかもしれません。結婚しなければ良かったのにとは思います。
結婚は2人だけの問題ではないので、そこが難しいと思います……家族のことです。
なんとか離婚する要素がない状態で結婚して欲しい、結婚したいと感じます。
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