ニュースは今度の機会に、ということですが。
「メタミドホス」という名前の農薬が混入した中国産の餃子によって、
日本で何人もの食中毒者が出た、というニュースはご存知だと思います。
で、これは『有機リン系』に分類されます……。
そして、有機リン系の農薬は私の今持ってるテキストにもばっちり書いてあります。
(ただ、メタミドホス自体は出てきませんが)
どのように人間に中毒を起こすか、解毒薬は何かとか、は分からないといけません。
ということで、構造とか調べようと思って探したら、
天下のwikipediaにちょうど載っていました。
こんなところで学校や予備校で学んだ知識が活かされるとは……。
とりあえず、今後の報道にすごく注目しています。ああ怖い。
「メタミドホス」という名前の農薬が混入した中国産の餃子によって、
日本で何人もの食中毒者が出た、というニュースはご存知だと思います。
で、これは『有機リン系』に分類されます……。
そして、有機リン系の農薬は私の今持ってるテキストにもばっちり書いてあります。
(ただ、メタミドホス自体は出てきませんが)
どのように人間に中毒を起こすか、解毒薬は何かとか、は分からないといけません。
ということで、構造とか調べようと思って探したら、
天下のwikipediaにちょうど載っていました。
メタミドホス wikipedia
メタミドホス(Methamidophos)は、有機リン化合物で農薬、殺虫剤の一種。
日本では登録されておらず農薬、殺虫剤として使用することはできないが、昆虫の他、ダニ類にも効果が高いため、
中華人民共和国、アメリカ合衆国、南米、オーストラリアなどでは広範に使用されていた。
この内、中国では1990年代から使用対象が制限されていたにもかかわらず、これを守らず乱用し、
中国国内や香港などに出荷する野菜や果物から許容量を超えた残留が発見され、廃棄処分を受けたり、
中毒を起こす事件がたびたび発生していた。
日本では2008年1月現在、毒劇物取締法における(毒物・劇物の)指定は受けていない。
脳内にあるシナプスで興奮を伝達する役目を果たす神経伝達物質アセチルコリンを分解するコリンエステラーゼの活性阻害作用がある。
人が摂取すると興奮が連続して伝えられ続け神経生理機能に障害を与える。
摂取から約1日の間に症状がでて、数日間続く。嘔気、嘔吐、腹痛、下痢、流涎、頭痛、めまい、脱力など。
吸入では鼻水、胸脇苦満など。視界がぼやけ、縮瞳、流涙、眼痛、協調運動障害、呂律障害、
重篤な場合は呼吸中枢の障害・呼吸筋麻痺・気道浮腫などにより、肺水腫、呼吸困難、昏迷を引き起こし死に至る。
これらは典型的な有機リン化合物の中毒症状であり、サリンの中毒によっても同様の症状が発生する
(ただし、サリンはメタミドホスと比較して桁違いに毒性は高い)。
こんなところで学校や予備校で学んだ知識が活かされるとは……。
とりあえず、今後の報道にすごく注目しています。ああ怖い。
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