<ハンドボール>日本男子、韓国に惜敗…五輪切符は先送り
日本、韓国のみの参加で再開催となったハンドボールの北京五輪アジア予選最終日は30日、
東京・国立代々木競技場で男子の試合を行い、日本は韓国に25-28で敗れた。
韓国は3大会連続の五輪出場を決めた。日本は5月末からの世界最終予選(開催地未定)で、
88年ソウル五輪以来20年ぶり6回目の五輪出場権獲得(不参加の80年モスクワ五輪を含む)に再挑戦する。
日本は女子も29日の韓国戦で敗れ、3月の世界最終予選に回ることが決まっている。
中東勢寄りの偏った判定の問題から無効となった昨年9月の当初予選(愛知県豊田市)では、
日本男子は3位にとどまり、一度は五輪出場を逃していた。
女子を含めて当初の予選を主管したアジア・ハンドボール連盟(AHF)は、
国際ハンドボール連盟(IHF)からの再開催の指示を拒否。今回の予選はIHF管理下で行った。
今大会には当初の男子予選で五輪出場権を獲得したクウェートなど中東諸国が不参加。
AHFは今大会に参加した日本、韓国を処分する方針を固めている。
ハンドボール男子の世界最終予選 12チームが参加して3組に分かれて5月30日~6月1日にリーグ戦を行い、
各組上位2チームが北京五輪出場権を獲得する。アジア予選2位の日本は、クロアチア(世界選手権5位)、
ロシア(同6位)、アルジェリア(アフリカ3位)と同じ組に入る。開催地はクロアチアが有力視されている。
女子は3月28日から行われる予定(開催地未定)。12チームが参加し、4チームずつ3組に分かれて各組上位2チーム、
計6チームが出場権を獲得する。日本のほかには昨年の世界選手権の3位ドイツ、4位ルーマニア、5位フランス、
8位ハンガリー、9位クロアチア、10位スペインが出場。それに加えて、スウェーデン、ポーランド、キューバ、
コートジボワール、IHFが推薦する1チームが参加。日本はルーマニア、クロアチア、ポーランドとの対戦が決まった。
『中東の笛』が問題となったハンドボール、五輪への道が届きそうなところまで来て、惜敗。
最終予選は確かにありますが、選手にとっては今回で決めておきたかったはず、
韓国の力が上回っていた……そう判断するしかないのでしょう。
今回は話題性もあってか観客も多く、「日本は五輪に手が届くほどの実力があるんだ」という意味で
ハンドボール人気も増えていくといいのですが。
なんにしても、最終予選では五輪出場を決めていただきたいです。
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