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<力士急死>「愛知県警の初動にミス」 新潟大解剖医が指摘

大相撲時津風部屋の序ノ口力士、斉藤俊さん(当時17歳)=四股名・時太山=が急死した問題で、
遺体を解剖した新潟大大学院の出羽厚二准教授(法医学)が毎日新聞の取材に応じ、
「初動に問題があった。家族に指摘されて解剖する事態になったのは大失態」
愛知県警の不手際を指摘した。遺体には全身に激しい打撲の跡などがあったが、
県警は事件性が疑われる際に行う司法解剖をせず部屋側に返した。
遺族が解剖を求めなければ問題が表面化しなかった可能性があり、初動捜査のあり方が問われそうだ。

関係者によると、26日深夜に遺体を引き取った新潟市の遺族が傷を不審に思い、
新潟県警に解剖を要請。同県警は検視の結果、「普通の傷ではない」と判断、愛知県警に連絡した。
死後1日以上経過した27日夜に出羽准教授に愛知県警から解剖の要請があった。


解剖の結果、死因は「多発外傷による外傷性ショック死」で、出羽准教授は、
当初の死因とされた心不全・虚血性心疾患について「これは解剖結果ではないし、違う」と否定した。
そのうえで、「『激しいぶつかりげいこで亡くなった』という部屋側の話をうのみにして
事件性がないと判断した可能性がある」
と愛知県警の検視を疑問視した。
さらに「家族に連絡もせずに遺体を親方に返してしまった。
結果的に加害者(の疑いがある部屋)側に返したことになり、常識的に考えておかしい」
と批判した。


朝青龍の問題といい、この問題といい相撲界は大荒れなんですが、
やはり警察側にも何かしら問題点はあったようですね。

時津海が急遽引退して親方になったというドタバタ(?)もありましたし、
何にしろ根本からの体質改善が求められます。
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