<段ボール肉まん>中国のTV局が「やらせ報道」と謝罪
北京市内の露店で使用済み段ボール紙と豚肉を混ぜた具を包んだ肉まんが販売されていた
とされる問題で、これを「スクープ報道」した北京テレビは18日夜のニュース番組の中で、
「やらせ報道」だったことを認め、「悪質であり、社会的影響を与えた」として視聴者に謝罪した。
中国食品の安全性が世界的に問題視される中、「段ボール肉まん」が販売されていたとの報道は、
日本のメディアや米CNNなどで大きく伝えられ、懸念をさらに高めた。
だが、中国の首都のテレビ局による捏造と分かったことで、
中国マスコミのモラルも問われることになりそうだ。
同夜のニュースによると、調査の結果、テレビ局のアルバイトが
ひき肉と小麦粉、段ボール紙を自ら持ち込んだうえ、
出稼ぎ労働者4人に「段ボール肉まん」を作るよう指示。
自らビデオカメラで様子を撮影していたことがわかった。
北京テレビの“特ダネ報道”では、露店主は段ボール紙を劇物のカセイソーダ(水酸化ナトリウム)の溶液に浸し、
さらに煮込んで柔らかくした上で豚肉と混ぜ、段ボール紙6、豚肉4の比率で肉まんの中身にしていた――という。
警察当局やテレビ局が調査を進めた結果、「やらせ」が判明した。
警察はこのアルバイトの身柄を拘束し、関係者を厳重に処分すると約束した。
果たして、このニュースは信じていいのか……。
いろいろと中国産の食品や薬品が問題となる中で、
「段ボール肉まんも本当じゃないの?」と思うのが普通なわけで。
日本の報道番組で再現された「段ボール肉まん」は一見すると本物と間違えてしまいそうな
できばえでしたね……。
なんにせよ中国産は、今はちょっと敬遠したいです。
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