牛肉偽装事件、ミートホープが自己破産を申請
牛肉偽装事件を起こした苫小牧市の食肉製造加工会社「ミートホープ」(田中稔社長)が17日、
札幌地裁苫小牧支部に自己破産を申請した。
民間の信用調査機関、帝国データバンク苫小牧支店によると、負債総額は6億7000万円。
同社は1976年設立。道内では売上高トップクラスの食肉加工業者で、大手食品会社などを主力得意先に、
スーパーやレストラン向けの食肉加工を手がけ、2006年3月期には16億4500万円の年間売上高を計上した。
しかし、今年6月に牛肉偽装が発覚。その後、様々な不正行為が次々と明らかになり、
社会的信用が失墜、営業継続が困難になっていた。
自己破産もしょうがない、といったところでしょうか。
10年以上前から牛肉などの偽装は続いていたようで、結局悪いことをするとツケがくる、
という具体例になってしまいました。
(健康被害が無かったのが救いですかね)
肉の偽装、というと、少し前のニュースで
「段ボール入り肉まん」っていうのがありましたね。中国ですか。
……想像しただけであらゆる食欲が失せます。しかも段ボールの方が比率が多い。
ミートホープはさすがにそこまでのことはしなかったんですけれども、
それでも多くの企業、人間の信用を一気に失ったことは事実です。
ミートホープの社長や関係者にどのような刑事罰や民事的な賠償が課せられるのかは
これからの報道に注目ですが、
なんにせよ食肉業界全体に関わることですから後腐れのないようにしてもらいたいです。
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