イチロー米球宴史上初ランニングHR&日本人初MVP
イチローが球宴史上初のランニングホームランでダイヤモンドを駆け回った。
3打数3安打2打点の大活躍でア・リーグの5-4の勝利に貢献、
日本選手として初めてMVPに選出された。
0-1の5回1死一塁で迎えた第3打席、相手5番手ヤング(パドレス)が投じた
インコース低めの89マイル(約143km/h)の直球をフルスイング。
打球は右翼フェンスを直撃し、イレギュラーバウンド。
一塁走者が生還したのに続き、イチローも俊足を生かして一気にホームを駆け抜けた。
イチローならではの逆転2ラン。自身初のランニング本塁打が、球宴史上初の快挙となった。
生還後、ベンチではイチローの笑顔が炸裂した。
試合後には、「いやな球場ですよね。行ったかなと思っちゃったんですけど、行ってくれなかったですね」と笑い飛ばした。
この日、ア・リーグの1番・中堅で先発出場したイチローは3度打席に立ち、
1回に右前打、3回には左前にポトリと落ちる技ありのヒットを放ち、
球宴出場7年目にして初のマルチ安打をマーク。
逆転のランニング本塁打、MVPと合わせ、記録男は記憶に残る主役にもなった。
2001年に鮮烈なメジャーデビューを果たしてから7年。
この間、1年目にア・リーグMVPに輝き、04年にはシーズン最多となる262安打をマーク。
首位打者も2度獲得した。オールスター戦は今年で7年連続出場。
33歳とすでにベテランの域に達しているイチローが、
「1億ドルの男」の名にふさわしい存在感を見せつけた球宴となった。
ランニングホームランが史上初だったことに驚きですが、
まさに「ダイヤモンドを駆け回った」ですよね。
日本でも7回オールスターに出場しているので、これで日米あわせて14回目。
今年33歳ということなので、あと少なくとも5年はメジャーで活躍してくれることでしょう!
ずっとマリナーズにいるんだろうかとか、日米通算3000安打はいつになるんだろうとか、
いろいろ考えさせてくれます。
個人的には、現役ラスト1年でふらっと日本へ戻ってきて、そこで打率4割突破みたいな
シナリオを期待しているのですが……。
【おまけ】全盛期のイチローなら……のガイドライン
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